山梨の温泉環境は世界一

 山梨県を代表する大月短期大学・田中収名誉教授が発表した論文「中央日本、山梨における温泉環境」によると、『本県は、フィリッピン、太平洋、北アメリカ、ユーラシアの四プレート(岩盤)がぶつかり合う地域の中心にある。
 これは、世界で最もユニークな地質構造で、活断層や地震の巣というデメリットと同時に、温泉というメリットを生んだ。
 現在、山梨県内には冷鉱泉も含め約150の温泉地があるが、PH1.6の強酸性から10.47の強アルカリまでそろっていて、温度、湧出量、泉質などはバラエティーに富む。温泉地の高度も標高百b台から千b以上まであり、転地療養の選択もできる。
 さらに温泉地周辺に目を向けても動植物環境は多様性を育み森林相や河相も千差万別。温泉地からの眺めなども含め、各温泉地の環境に特異性がある。
 これらを総合的に判断すると、「山梨は温泉を利用するには最高の環境」と結論付けている。

田中教授の 山梨の温泉についての解説はこちら
 1ページ  はじめに
 2ページ  温泉地質と昔の山梨の温泉
 3ページ  山梨の温泉相と現在の温泉
 世界でもっともユニークな山梨の大地