指圧療法/SHIATSU

 

*指圧は、国家資格保持者のみが業とすることができると定められている手技療法です。
国家資格なしに [整体][リフレ][カイロ] 等を行なっている業者は、指圧は行えません。
安全のためにも、国家資格を持った専門家の施術を受けることを強くお勧めします。

適応症
体の痛み、コリ、ストレスによる身体の不調、むくみ、更年期における不定愁訴など、種々の症状にお悩みの方は、お気軽にお問い合わせの上、お越しください。
指圧は身体のベースから心身の働きの回復を促すため、様々な不調に適用できますが、特に適応とされる疾患・症候は以下の通りです。

頭痛、肩こり、首のこり
腰痛、関節痛、手足の疲れ
生理痛、手足のしびれ
ストレスによる体の不調、更年期障害、不眠症、眼精疲労
アレルギー、便秘、高血圧
冷え性、疲れやすい、むくみ、スポーツ後のお手入れ など
指圧と健康
健康のために必要な「原則」を、
指圧で維持して健康長寿へ。

健康に必要な、五つの原則。これを維持して、身体のバランスを保ち続けるために、指圧が有効です。生活の中に定期的に指圧を取り入れることで、以下の健康上のメリットが得られます。

皮膚の生命力や柔軟性、弾力性を高め、老化を防ぐ。
筋肉を柔軟にし、張力を高める。
血液とリンパ液の循環を刺激し、
細胞への栄養の供給と老廃物の排除を促進する。
神経の機能を調節する。
内臓の反射作用を促し、臓器機能を調節する。
ホルモン分泌を調節する。
脊椎を矯正し、姿勢と骨格位置を改善する。
消化・吸収および規則正しい排泄を促進する。
ストレスを減少させ、体と心の調和を促進する。
※『浪越指圧基本実技』日本指圧専門学校刊 より抜粋

 

指圧師とは
暖かな指圧の技で、
治療と健康に貢献していきます。
指圧師と聞いて、あなたはどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。指圧師は、幅広い人々の治療と健康に貢献できる、専門職です。

原則として道具を用いずに施術を行う指圧師は、医療系の「知」に基づいた「技」と「心」で健康をサポートします。この3つの専門性は、一朝一夕では身に付かないもの。学びと修練を重ねて初めて得られる、伝統に裏打ちされた専門性です。

高度に発展した現代社会でも、人が直接触れ、感じ取るからこそできる医療を。そして、複雑な現代社会だからこそ発生する様々な心身の不調を、人の暖かさで癒せる医療を。指圧師ならではの「人と人が直接触れ合うからこそできること」を日々追求しています。

 

医療系国家資格として

「あん摩マッサージ指圧師」資格は、医療系国家資格の一つ。医療系国家資格は、医師の他に、看護師等のコメディカルや、鍼灸師等の東洋療法系資格があります。「あん摩マッサージ指圧師」も東洋療法系の一つで、徒手による施術を目的とした専門職です。

道具を用いる鍼灸師や、怪我等を扱う柔道整復師とも異なり、独自の専門性をもっています。

国家資格の養成校を卒業するには、現代医学や東洋医学、実技、その他関連科目の履修が必要です。たとえば浪越学園の場合、授業時間数は合計2,490時間。医療と健康に携わる者として必要な知識・技術と心得を、一定水準以上もっているという証が国家資格であり、「指圧」という名称を使えるのは国家資格保有者に限ると法律で定められています。

人を癒す技術者として

手指で感じ取り、手指で癒す
指圧は、全身の筋・神経・循環などに手指で働きかける治療法です。正しく行えば副作用はなく、病んでいる人から健康な人まで、特別な条件なしに受けることができます。

圧により、停滞している働きの回復が引き出され、身体のもつ自然な治癒力を働かせる。それにより「治療」することを目指すとともに、まだ病的状態にまで至っていないものの状態が悪い部分に働きかけて「予防」することや、心身の辛さや苦しみを心地よい指圧で「癒す」ことも目指しています。

人の不調が多様化し、病院に行くほどではなかったり、病院で扱いにくかったりする心身の不調も増える現代において。そして、予防と癒しが必要とされる現代において。指圧師はますます必要とされている存在ではないでしょうか。