明けまして、おめでとうございます。

昨年は、チチカカ湖畔の情景をご覧いただきましたが、
今年は、一転してヨーロッパ。
お送りした写真は、ボルゲーゼ公園で見た夕焼けです。
ボルゲーゼ美術館の盛況やボルゲーゼ公の銅像の立派なことにも感心しましたが、何よりも良い経験は、動物園の前でバッテリーの上がった
小型乗用車を金髪美人と一緒にエイやっと押してエンジンをかけたこと。
この経験が、僕のイタリア観にもっともマッチしました。
これは、偏見かな。

そして、右の写真はローマのコロッセオです。
ご存じのように、コロッセオはローマの剣士が戦った闘技場。
映画では、ライオンと奴隷の戦いなどというのもありましたが。

そこかしこに点在する2千年の遺跡は、兵どもが夢の後、諸行無常を語っているのでしょうか。
むしろ、まあ、こんなモノよという楽観的な態度で、しっかりと居直っているようでもあります。

そういえば、夏に行った屋久島の縄文杉も、悠揚迫らざる様子で、居眠っていました。どすこい、どすこいです。


<昨年の総括>

恵一は、

一年間で、すっかりと「官呆け」から覚めました。
それでも、3年間のお雇い民間人の経験は、モノの考え方に
大きな影響を得たようではあります。

これ以上理屈っぽくなってどうする、という気もしますが、
ものごとの筋道をしっかり見据えて発言をするという行革委の
先生方の姿勢は、良い教訓となりました。

特に、当時から予想された「反転」の季節が早くも訪れている
ことを考えれば、主張の真贋を見極めた論争が必要になっています。

その対極にあるマスコミ論調や最近の迷走気味の「住宅政策」に
ガツンと発言して行かねばなりません。

で、今年のテーマは、ハード・コアです。


ひろみは、

長年さぼってきたフルート演奏を
まじめに行った年でした。
きっかけは、歌劇への挑戦です。

東大歌劇団には、その点で足を向けては寝られません。
手作りの日本語歌劇上演を、ドン・ジョバンニとアイーダの
二つ経験して、音楽の経験の重要さを改めて確認しました。

もちろん、若い人との共演も良い経験です。
実際の仕事は、ほとんど学生さんが自分たちでやってしまいます。
巷に溢れる「若者」が、いかに偏った人たちであるか、
私は知っています。

で、今年は、さらに歌劇に挑戦です。
フルート・デュオの演奏もあります。
スケジュールをご覧下さい。


昨年の屋久島行も忘れられません。
島も異常気象とかで、夏中雨が降りませんでしたが、
おかげで、縄文杉への登山は楽をしました。

片道4時間の行程の終点で、柵の向こうに悠然と昼寝をしている縄文杉(→)も良かったのですが、

それ以上に、上を切り取られつつ、大きな室を残して、
わき水を中から湧かしているウィルソン株(↓)に、連綿と続く
生態系のモデルを見ているようで、感心しました。