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Justice 正義論
Bebe;私の経験では、正義なんて無闇に振り回す人は、信用できないわ。絶対の正義なんていう考えが当たり前だった19世紀ならば、まだ分かるけど。
Leo :でも20世紀の後半にも、ジョン・ロールズさんが、正義を持ち出して、政治の選択を説明しようとしたらしいよ。
Bebe;それは、理屈の上での必要があったのよ。簡単に何が正義かって判断することが難しいのは十分分かっているのよ。
受動意識仮説
Bebe;Mさんという日本人が主張している「意識は脳が生成するクオリアの1つ」という仮説で、要するに、「<ワタシ>って感じるのは、脳が仮に作っている仮想感覚なのよ」という説なの。レオの意識は、たぶんその食い意地が張って、何でも噛まずに飲み込んじゃう行動から見れば、胃の周辺にあるんだと思うんだけど、普通の人の意識は、つまり<ワタシ>って考える中心は何処にあるの?っていうのが、哲学や最近は脳科学の大問題なのよ。
一寸前に、ミンスキーさんが「意識はいろいろなことを別々に考える小人さんの集まり」と『心の社会』という本の中で言ったんだけど、問題は小人さん達の考えたことを誰が1つに集めるの?という点なの。一番偉い小人さんが何処にいるの?ってわけ。前野さんの仮説は、小人さん達の成果を受けとめる<わたし>という機構があって、それがどんどんと成果を溜めていって<ワタシ>っていう錯覚を創り出していくというのよ。バインディング問題とかフレーム問題といわれるミンスキーさんの弱点を解決したというわけ。
Leo ;<ワタシ>?<わたし>??僕はここに居るんだけど?
Bebe;でも、あんたから口と胃袋を取ったら、それはあんたじゃなくなるでしょ。脳ないんだから。
Leo ;でも、美味いもの食べて、楽しく遊ぶのが僕なんだ。何も美味しい体験をしない僕なんか、そんなもの考えられないよ。
Bebe;この仮説は、「単位情報の分析の総合による知覚と運動というモデルへのアンチテーゼ」なのよ。<ワタシ>っていう閉じられた個性が存在するわけではなく、環境と一体となった体験の総合がアンタを成しているのよ。
Leo ;そうかっ!やっぱりさっき食べたタラの肉は僕になったんだ!
Bebe;んまぁ、所詮、レオは美味しいモノと食べたいっていう欲望の集合なのね。
・ジェミニ
・少年ジェット 扉を跳ぶ犬
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