山梨ラーメン紀行 > 甲府市南

山梨ラーメン紀行

甲府市(中央線より南側)のお店

更新日:'18/09/29

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■甲府市南

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店 名 情 報 食べた品名 感 想 評価 訪問日
麺屋 白虎 甲府市徳行2-17-12

定休日:なし

駐車場:店の前に5台

豚骨醤油らーめん
700
大盛り100円増し
最近あまり通らない道だったので気づかぬ間に出店していた様子。甲府市と昭和町の境界線付近でギリギリ甲府市。近くに「みやこいち」がある。 テーブル4人掛け×6卓、カウンター10席。店内は広く空間にゆとりがある。白と黒が基調になり明るい印象。まず券売機で食券を買う。 券売機左上筆頭メニューは「淡麗醤油らーめん」だったが体がコッテリ感を求めていたので「豚骨醤油らーめん」をチョイス。 黒い器に不透明褐色のスープ、煮卵の黄色、刻み青ネギが映える。表面にうっすら油が浮く。 麺は中太縮れ。不揃い。ゴワっと硬めの茹で加減。 スープはやや粘性あり。最初口に含んだ際は味が濃厚とは違った意味で濃い(塩っぱい)と思った。後半は甘さが際立った。めったにスープは残さないが残してしまった。 具は、厚く切られた炙りチャーシュー1枚、海苔1枚、煮玉子半分、太いシナチク2本、刻み青ネギ。 チャーシューの味付けは甘くスープとの一体感はない。全く別の工程で作られたものを炙って乗せた感じ。最近こういうの多いね。名物の「炙りチャーシュー丼」用にチューニングしているのか? やはりまず筆頭メニューの「端麗…」から試すべきだったか。次回はそのようにしたい。 '18/09/29
土曜日
麺屋 湊 甲府市下石田2-15-5

定休日:不明

駐車場:13台。

にぼしラーメン
750円
大盛無料
よく通る道だが場所が上手く説明できない。ツタヤ甲府昭和店(実はギリ甲府市内)の向かい側というのが分かりやすいか?リンクの地図を参照願います。 外観は「和食屋」といった造りだ。おそらく居抜きで入ったと思われる。カウンター10席とテーブル4人掛け×2。 13時前入店。先客は1人、あとから2組来店。ポップスがBGM。若いご夫婦だろうか?男性が厨房、女性が接客と2人で店を切り盛りしている。 筆頭メニューの「にぼしラーメン」を注文。 背の高い白い器が印象的。 スープは褐色でやや濁。表面にキラキラ油が浮き食欲をそそる。 優しく自然な味。鶏ガラと煮干しのダシ。「にぼしラーメン」と言う以上、最近流行りの「あり得ないくらいの煮干し」を想像したがこのようなフワッと煮干し感もアリだ。炊く際、頭やはらわたは取り除き上品に仕上げているのだろう。後半ほんのり甘味。 麺は、直面で中細。加水率低め。硬茹でで後半軟らかに。ザクッとコシの強い麺。僕の好きなタイプ。色白の麺。 具は、チャーシュー2枚(鶏ムネと、豚肩ロースの部位の2種)、シナチク、ノリ。刻みネギ。チャーシューは「豚バラ」と「レアチャーシュー」が選択できる。今回はレアチャーシューにした。レアチャーシューは通常の煮豚と違ってローストビーフみたいに低温で時間をかけて調理したとのこと。なるほど!鶏ムネをここまでしっとり軟らかく仕上げるのには感動。同店のウリの一つと言っていいだろう。 惜しむらくはネギが切り置きの時間が長かったせいか「苦味」が出てしまっていた。 途中から卓上に備え付けの「辛いりこ」を投入するとピリッと味変を楽しめる。 「大盛り無料」だが大盛りにしてちょうどいい感じ。味とルックスから甲斐市(旧敷島町)の麺屋花道に似ていると思った。 '17/11/11
土曜日
初志貫徹 甲府市高畑1-10-17

定休日:日曜日

駐車場:他店舗共通の駐車場に沢山置けます。

味噌らぁめん
780円
昭和通り、飯豊橋を200mほど南下。ツルハドラックに隣接しているのでそのままツルハの駐車場から入る。通りからはココスに遮られていて店舗を見ることはできない。 いつ来てもこの店は客が行列を形成している。行列が長いか短いかの問題だ。この日はタイミングよく3人待ちで入店。入って左側にある券売機で食券を買い店内のベンチでさらに待つ。 「味噌らぁめん」を選択。 店内はカウンターが主で12席。奥にも小上がり。仕切りが高く厨房の様子はカウンター越しには見辛い。 白い壁が明るくおしゃれな感じ。 店員さんは男性2名、女性2名。屋号入りのスタッフポロシャツで気合を感じる。 スープはいわゆる味噌色で不透明。 力強い豚骨出汁だがさらにパンチの効いた味噌で強力に纏めている。濃厚の一言。そして、コリアンダーなどの香辛料を効かせて風味に幅と奥行きを持たせている。ただ濃厚にするだけでなく、通常ラーメンに用いないスパイスを多用する点は興味深い。 麺は、中太縮れ弱。硬い茹で加減。強い腰。このスープにはこの麺しかないという絶妙の組み合わせ。 具は、チャーシュー、シナチク、炒ったもやし、摺りおろしショウガ、チャーシューの脂身木っ端。チャーシューはしっとりとした豚モモ肉の部位。大きめに切られている。 食べ進めていく途中でチャーシューに乗せられた下ろしショウガを溶かすと濃厚さの中に清涼感が加わる。 途中から卓上にある自家製ラー油を投入。このラー油はいわゆる麻辣。花山椒をふんだんに使った物。痺れる辛さが気持ちいい。 行列には理由(ワケ)がある。味噌は差別化が難しいがそれを見事に克服し強みにしている。「味噌専門」を標榜する所以が解る。 県内最強の味噌ラーメンと言っても過言ではないだろう。並んで食べるだけの価値はある。100円増しで大盛り。 同じく行列のできる老舗「福吉」裏道一本でと繋がっている事に何かの因縁を感じた。 SA '17/05/09
火曜日
麺処 笑 甲府市飯田4-11

定休日:不明

駐車場:店の前に数台

煮干しそば
700円
場所は飯田通り沿い。長松寺橋の東側。甲府市中心に向かって右側。 店内はカウンターのみで10席。12時半に入店。先客3人。店員さんは男性1人。とても感じが良い。 入って左側の券売機で食券を買う。券売機の左上の筆頭メニュー(?)「煮干しそば」にした。食券を渡す際、「塩」か「醤油」を聞かれる。醤油味を注文。麺の硬さ、味の濃さ、油の量を指定できる。初回なのですべて「普通」にした。 ラーメンが出てくるまでの間、煮干しの香りが鼻腔をくすぐり否応なく食欲を刺激する。 スープは明るい褐色で透明度は高い。表面の油は器の縁の部分で薄い膜を形成している。また、背油ではないが脂身を細かく刻んだものが浮いていて食べる前からコッテリ感を感じさせる。 さて、待っている間盛んに香りを発していた煮干だが、ラーメンの中ではエグさ苦さは無く上品にまとめている。丹念に下処理を行ったのだろう。ただ僕の好みでいえば煮干しはもっと存在感を増しても面白いと思った。 総じていい塩梅で後味ほんのり甘く飲みやすいスープ。 麺は中細、縮れ極弱。加水率低め。ゴワッ、ザクザクといった食感。この食感は好き。製麺所は東京の菅野製麺。 具は、チャーシュー、玉ねぎみじん切り、シナチク、刻みネギ、水菜。チャーシューは豚もも部。デーンと大きく弾力のある食感が良い。味付けは薄く肉本来の味が楽しめる。太いシナチクは存在感あり。味付け甘く良いアクセントになっている。 水菜、玉ねぎは清涼感を与えてくれる。 途中、店主に味の調整を問われる。カウンターの店ならではの気配りが良い。同店は「煮干しそば」の他に「豚骨ラーメン」もある。次はこちらも試してみたい。 また、土日のみ「津軽煮干そば」を提供している。月替わりの限定メニューもあり大変研究熱心の印象。 '17/05/08
月曜日
支那そば餃子工房蓬来軒 甲府市中央4-12-28

定休日:火曜日

駐車場:店の前と道の反対側。25台。少し停めづらい。

支那そば
750円
ネット上では蓬莱軒で表記されていることが多いが、蓬“来”軒が正しい。 10年近く前、店を道の反対側に移転させた。 18時半頃入店。既に4組程「待ち」が出ていた。用紙に名前を記入し待つ。約10分ほどで小上がりに案内された。 ちなみに、帰る時には外にまで行列ができていた。只ならぬ勢いを感じる。 店内は、広くて天井も高くゆったりした感じ。カウンター、小上がり、テーブル合わせて75席。 とても奥行きがあり外観から受ける印象よりとても広い。 細かい事を言うと、一見清潔に見えるが所々油でベトベトしているのが気になった。広すぎてケアしきれないのだろうか。 スープは醤油味。色は濃いが透明度が高く澄んでいる。コクのある醤油の風味がピンとくるが尖った感じはない。甘みは排除されている。 鶏ガラと煮干、鰹節だろうか、さりげない魚介系。 突出した出汁は感じられないが醤油ダレで『キリッ』と仕上げている。媚びない味、硬派な味とでもいおうか。揺るぎない自信が込められている。汁が多くアツアツで頂けるのも特徴。 麺の太さは中。縮れ弱で硬茹で。最後まで伸びず硬さを維持し、スープを濁らせない優れた麺。 具はチャーシュー、シナチク、ナルト、ノリ、刻みネギ。 味もさることながら、ここのラーメン(支那そば)は彩りが美しい。 ネギの緑、シナチクの赤、ナルト、表面のアプラの輝き、麺の黄色、そして深いスープの色。全てが鮮やかなコントラストを成している。 器を前にしたときのワクワク感は他店と一線を画す。見た目も味に影響するというが同店はそれを巧みに取り込んでいる。 女性客、家族連れが多いのもそのためだろう。 チャーシューは豚ロースの部分。厚く大きく切られ、味付けは薄すぎることなく、また、出しゃばることなくちょうど良い塩梅。歯ごたえも硬過ぎず軟らかすぎずで丁度良い。 餃子は5個で500円。皮の底はカリッと焼きあがり、粒は大きめで餡もたっぷり。こちらもお勧め。 『山梨県を代表するお店』といのは疑う余地のないところであろう。長年山梨のラーメン界を牽引してきたその功績は大きい。 ただ、残念なのはホームページの内容。暴力組織との関係を仄めかす等、穏やかなものではなく嫌悪感を覚える。 武勇伝とは自ら言うものではないし、男の身の上話ほどツマラナイものはない。頭の悪い者ほど『昔はワルだった』と言うものだが、どうか、取り巻きが勝手に載せた記事であることを願う。 また、事実とは言え10年以上前の功績を未だ誇らしげに掲げているのも如何なものだろうか。もう十分ネットや口コミで広がっているし取り下げるべきではないだろうか?トップページに『ものづくりに能書きはいらねぇ』とあるが、能書きの方がマシといえよう。 さらに、B級C級タレント来店時の写真も全国4位の自負があるなら不要なんじゃないかな? '14/06/15
土曜日
らーめん次郎冠者 甲府市上阿原町312-6

定休日:不定休

駐車場:8台。ただし軽自動車専用も有るので注意。

次郎冠者らーめん
820円
R140。十郎橋北詰を石和方面に向かってすぐ左側。黄色看板がよく目立つ。今年10月頃開店。以前この店舗は居酒屋だった。ほぼ居抜きで使用していると思われる。 14時頃入店。店内は8割ほど席が埋まっている。ピークは外したつもりだがかなりの繁盛店のようだ。家族連れが多いのは意外だった。 店員さんは厨房に男性2人、ホールに女性1人。アラレちゃんみたいな人だった。 スタッフでTシャツを揃え、気合を感じる。 店内は、カウンターとテーブル。奥に座敷もあり20人以上収容可。洋楽ポップスが流れていたのが印象的。 お店に入ってすぐ右側に券売機がある。スペースの都合上、先のお客さんが食券を買い終わるのを外で待たなければならない。 初めてなので、筆頭メニュー(券売機左上)の「次郎冠者らーめん」を選ぶ。 食券を渡す際、野菜の量、ニンニクの量を尋ねられる。『野菜マシ、ニンニク普通』でお願いした。 あと、太麺と細麺が選べるようだが『細麺が切れて太麺のみ』との事だったので太麺となったが、仮に細麺があったとしても太麺を選んでいたので問題はない。 スープは茶褐色で濁。乳化した豚骨スープだが臭みはない。甘じょっぱい。醤油ダレに味醂など添加した甘みではないだろうか。 器が黒いため輪をかけて濃厚に見えるが、粘性はなくさらっとしていて意外なほど飲みやすい。 食べ進むうちにトッピングされたニンニクが広がりスープにインパクトを与える。 麺は、中太で縮れ弱。モチモチっとした食感。 この類のスープには「あの麺」でなければ!と感じている“マニア”も多いだろうが、これはこれで全然違和感なく新しい解釈を与えてくれている。 具は、モヤシを主体とした野菜が山盛りに載せられている。キャベツも入っていた。チャーシュー、味付半熟玉子半分、摩り下ろしニンニク。チャーシューは豚バラ。ぶ厚く大き目。軟らかく煮込まれている。味付は薄目。「肉を喰らう」感じが良い。 モヤシは軽く湯がいた程度。味付けはされていない。シャキシャキ食感が楽しめる。 野菜マシにしたが、どこかのお店の狂ったような載せ方ではないのでスープまで飲み干し適度な満腹感。 面白いお店が出来た。少し家から遠いがまた行ってみたいと思う。 ホームページ以外に、FacebookTwitterでも情報を発信している。お得な情報や、臨休のアナウンスもしているのでご覧あれ。(甲府市上阿原町312-6に移転していますが、記事は桜井町にあったときのものです。定休日、駐車場、店内の様子など異なっていますのでご注意願います。) '13/12/28
土曜日
凌駕
りょうが
甲府市国母5-6-13

定休日:木曜日

駐車場:現状店の前に広く停められる

手打ち中華
680円
大盛り20円増し
場所はR20登り線、国母の立体交差を下りてすぐ左側にある。実に6年ぶりに訪問。 店内はカウンターとテーブルで約20名収容。まだ真新しく明るく清潔感が漂う。 12時前に入店。客は3名。 店員さんはご夫婦だろうか、厨房に男性1人、ホールに女性1人。 筆頭メニューの「手打ち中華(醤油)」を注文。 メニューは「麺大盛り120円増し」となっていたが、店員さんが口頭で「20円増し」と教えてくれた。迷わず「大盛り」にした。 スープは茶褐色に近いが透明度は高い。表面にキラキラ油が浮き綺麗。 醤油の香りが立っている。出汁は鶏ガラと豚骨。そして昆布。鶏ガラが前にきている。 あっさりした中にもガラと醤油ダレがしっかり主張していてバランスのよいスープとなっている。甘味は排除されている。 麺は手打ちと言う。中太で縮れ強。モサッとした食感でモチモチ感は少ないが、不揃いである点、独特の歯ごたえはいかにも手打ちらしい。 スープとの絡みもよく相性バッチリ。白い色が印象的。 また、食べ進むうちにチュルチュル感が伴ってきて面白い。「伸びる」のとは違う。 具はチャーシュー3枚、シナチク、ナルト、水菜、刻みネギ。チャーシューはバラとロースの部位が入っていたかな。ロースは脂身が少なくきめ細か。バラはとても軟らかく作られている。適度に味が付き美味しい。 水菜のトッピングも清々しくてとてもよく合う。 同店は福島県白河市で有名な「とら食堂」で修行し甲府に店を構えたという。 総じて「迷いのない味」と言おうか。醤油の美味しい香りが立ち昇り、キリッとしつつも酸味やエグ味がない。麺もユニーク。盛り付けも絵的にも美しい。 店名は決して名前負けしていない。 価格については、昔は『ちょっと高いかな?』と感じたが6年経った昨今、相対的に見て必ずしもそう感じさせなくなっている。 SA '13/12/29
日曜日
焼豚食道。 甲府市徳行2-8-15

定休日:水曜日

駐車場:ウェルネスゾーンの駐車場に広く停められる。

しょうゆラーメン(あっさり)
650円
山梨市万力大橋西から甲府市徳行ウェルネスゾーンへ2013年11月移転。今回移転後初めて足を運んだ。ちょうど2年ぶりだった。焼豚食道。と「。」が要るのかな? ウェルネスゾーンの北棟東側から2番めだったかな?(向かって右から2番目) 18:30頃入店。先客は1人だったが後からパラパラと数名来店。これから賑わってきそうな様子だ。 店員さんは男性2名と女性1人。 店内は明るく木が多用された、温かみのある装飾。カウンターと小上がりで40席弱。外から見た印象より広い。 しょうゆラーメンには「あっさり」と「こってり」があるが、今回は「あっさり」にした。ちなみに「こってり」は750円。 スープは茶褐色。透明度は低い。 煮干の香りが立ち昇る。動物系は鶏ガラだろうか。見た目は濃そうだが口にしてみるとアゴだし独特の甘みが円やか。 麺は中細、縮れ極弱。コシがあってやや硬茹でで僕好み。 加水率低め。纏めて口に入れたときのザクザクとした食感が楽しい。 具は、炙りチャーシュー、シナチク、ノリ、ワカメ、刻みネギ。大きく厚いバラ肉のチャーシューは表面が炙られ焼き目が付いていて香ばしい。味付けはさり気なく肉としての旨みを味わえる。 僕はチャーシューを炙るのは『無駄な工程』と思うほど必要性を感じないのだが、同店のそれは焦げ目が強く香ばしさも強い。炙りではなく焼いてある。店名に偽りなしだ(笑) これがアゴだしの立ち昇る風味と一体化。あたかも香り高い焼き魚が目の前に置かれているかのような錯覚を覚える。日本人で良かった。 このくらいやってもらえば『炙るのもアリかな』と感じた。 また、元の魚介風味が埋没してしまう点から、最初から節粉が振られているのはどうか?と、以前ここで書いたが、今回は節粉がテーブルセットとして置かれ、客の好みで入れられる様になっていた。 煮干し感が足りない人は振りかけると良い。 山梨市にあった頃はサイクリングに絡めて立ち寄ったが、今回、甲府市に移転してくれて嬉しい。メニューも増えたようだし、今後足を運ぶ回数は増えるだろう。次回は「こってり」を食べようか。 しかし、ウェルネスゾーン、店舗の出入りが激しいが大丈夫か? '13/12/27
木曜日
仙成 甲府市徳行4-2-2

定休日:月曜日・第三火曜日

駐車場:道をはさんで反対側。5、6台は停められる

ラーメン
550円
廃軌道沿いに古くからあり界隈では有名店。いつも繁盛している。場所は説明しにくいため左記住所から張られているリンクを参照願いたい。 店自体は「仙成」と書かれた黄色いビニールシート(日除け)がよく目立つ。 18時入店。お客さんは2人入っていて後から人来店。皆さん常連さんのようである。 店内は小上がりとテーブルで30人は収容可。混雑時は相席必須である。店舗は内部で左右に分かれていて、左側の客間は後から繋げられた感じ。厨房は右奥。 初老のご夫婦が切り盛り。とても感じが良い。 スープは明るい褐色で透明度は高い。鶏ガラが前に来る。煮干の香りがほのかに立つ。表面にキラキラ油が浮きあっさりした中にコッテリ感を高め食欲を煽る。僅かにガラの野趣もあり僕好み。後味に玉ねぎなど野菜だろうか、甘みあり。 麺は縮れ弱の平打ち麺。太さは中。スープとよく絡み相性が良い。加水率高め。チュルチュル感が高くこのタイプの麺は歯応えより喉越しを楽しみたい。 具はチャーシュー、シナチク、ナルト、ホウレンソウ、ノリ、刻みネギ。 厚く切られたチャーシューはしっかりした味付け。口に入れると解ける程に軟らく煮込まれている。よほど切れ味の良い包丁でないと切るとき崩れてしまうのではないか?と、そんな心配してしまう。 老舗だが若者から年配の方まで広く受け入れられる一杯。 SA '13/10/30
水曜日
華宴 山梨県甲府市下飯田1-4-37

定休日:水曜日

駐車場:約40台

ラーメン
580円
移転してから初めての来店。場所はかつて池田農協があった付近から約20m南下。おしゃれな外観。 13時入店。平日にもかかわらずほぼ満席状態。 お店に入ると同時に店員さんの『いらっしゃませ』の声が明るく迎えてくれる。 入口にはファミレスなどでお馴染みの順番待ちの紙があり、人気の高さが伺える。 店内はカウンター、小上がり、テーブルがあり広く全体を見たわけではないが50人以上は収容出来るのではないか。 明るく衛生的で女性客のみの利用も目立つ。座った市から厨房は見えなかったが、とにかく活気を感じた。 今回もラーメンを注文。 麺は太さ中、縮れ弱。やや硬茹では僕好み。 断面が円に近いためかトゥルンとした口当たり。芯に僅かな抵抗を残しつつ切れる食感は心地よい。 スープはあっさり醤油味。琥珀色で透明度は高い。 明るい照明に照らされキラキラ黄金色に輝いて見える。鶏ガラが前面にでた甘さを押さえた中華料理屋さんらしいスープ。王道的。 具はチャーシュー、ホウレンソウ、シナチク、ノリ、刻みねぎ、なると。チャーシューは豚ロースの部分。味が染みていてキメが細かい食感。 酸辣麺や広東麺が多く出ていた。今度は是非試してみたい。 人が集まってくる要素が集約しているのかな?と、素人なりに痛感させられた。 '13/09/03
火曜日
上田屋 甲府市下飯田2-3-18

定休日:日曜日・祝祭日

駐車場:店の前に5、6台と向い側に数台。

ラーメン
650円
甲府西高校の近く。アルプス通り新荒川橋の南端。甲府市中心から南下してくる場合、お店目掛けて直接右折出来ないので注意。次に出てくる右折レーンから路地に入り回り込もう。 県内では老舗。10年ほど前にリニューアルし、白と木目が基調のお洒落な店になった。カウンターとテーブル、奥には座敷もあり50人は入れそうである。カウンターから振り向くと明るく衛生的な厨房が見える。店員さんはホールと厨房で4名。 11:30入店。既に4割ほど席は埋まっている。家族連れ、常連さんが多い様子。食べている間も後から続々と客が入って来る。相変わらずの繁盛店だ。 スープは琥珀色。やや濁。表面にキラキラ油が浮いている。醤油ダレの香りが立っている。鶏ガラの出汁とにぼし系の風味が追いかける。甘さは抑えた感じ。見た目の『懐かしい感じ』の印象よりは意外とインパクトがある。 かつてはもっとグルタミン酸(いわゆる化調。独特の後味甘みあり)が効いていたと記憶しているが使用を抑えたようだ。 麺は太さ中細、縮れ。白い色が印象的。やや硬めの茹で加減。加水率低め。 チュルチュル感は少なくややモソッとしてはいるがスープとの相性は良い。ズズズーッと音を出し啜り、ザクザクと口の中で噛む感じが好き。 ちなみに自家製麺という。 具はチャーシュー、シナチク、ナルト、ノリ、刻みねぎ。大きくて厚目に切られた豚バラのチャーシューは味が染み込み軟らかく美味。シナチクは甘く味が染みていて美味しい。 いつ食べても『上田屋の味』で安心感がある。ブレの無さは老舗としての自信の現れであろう。 ただし、メニューを麺類と焼きモツに絞ったらしく、以前はあった炒飯、煮カツ丼など姿を消した。 '13/11/09
土曜日
縁者 甲府市里吉4-4-16

定休日:水曜日

駐車場:8台
向かって右側のシミズ酒販の更に隣の駐車場に停められる

中華そば
680円
オギノバリオから東に約250m進んだ右側にある。 ご夫婦二人で運営している様子。まずは入口を入って左側の券売機で食券を買う。18時頃入店。驚いたことにほぼ満席状態。人気の高さが伺える。丁度空いたカウンター席に座れた。 店内はカウンターと小上がりで20席ほど。空間が広くゆったりしている。コンクリート打ちっぱなしの壁がモダンな印象を与える。その壁に掛かっている『運』の文字が入った額もまた良い。 今回も「中華そば」注文。 スープは色は褐色で不透明。豚骨と鰹節などの魚介系出汁。豚骨臭を打ち消すほど煮干し鰹節の風味が強い。濃厚で力強い味。それを醤油ダレで整えている。やや粘性がある。「中華そば」と言えばあっさりしたスープを想像するがここのは違う。 麺は中太。縮れ極弱。黄色い色が印象的。硬目の茹で加減で濃厚なスープによく合う。4年前と麺を替えたかな?だとしたら今の方が良い。 具はチャーシュー、シナチク、ナルト、ノリ、水菜、刻みネギ。 水菜の緑と、ナルトの紅白が目に鮮やか。豚バラのチャーシューは美味しいことは美味しいのだが、スープとの一体感がない。他所で作っているのかな?また、肉としての存在感が薄れてしまっているが、スープが強力なだけにこれは致し方なことか。 とにかく濃厚で、店を出た後も口の周りが美味しかった。ただし運転が下手な僕には少し苦手な駐車場だった。次は自転車で行こう。 あっ、それから僕はどんなことがあってもスープは飲み干すのだが、ここのは特に後で喉が渇くことを付け加えておく。 '13/06/28
金曜日
らぁめん青葉 甲府市丸の内1-1-8

定休日:未確認

駐車場:エクランの駐車場(エクランで買い物をすると1500円以上で1時間、3000円以上で2時間無料チケット発行)

醤油らぁめん
700円
場所は甲府駅ビルエクラン5階。このホームページの分類上、北か南か考えたが、ギリギリ線路より南なのでこちらにした。エレベーターを登った右側にある。店内はカウンターとテーブルで40席ほど。元気の良い店員さんが迎えてくれる。18時過ぎに入店。5名ほどお客さんがいた。 スープは褐色で透明度が高い。表面にキラキラ油が浮きコッテリ感を高めている。これがまた照明に反射して綺麗なこと。深みのある醤油味。甘みは殆ど感じられず『キリッ』とした感じ。自然な酸味。鶏ガラと昆布の旨み。鰹節の風味が鼻腔に広がる。 麺は太さ中細、縮れ弱。軟らか目の茹で加減のようでいて、しっかりコシがある楽しい食感。纏めてザクザクっと頂きたい。自家製麺を使われているらしい。照明とスープの色で分かりにくいがかなり色白なのが印象的。 具はチャーシュー、刻みネギ、シナチクとシンプル。チャーシューは豚バラで大きく切られており、軟らか過ぎず硬すぎず、優しい味付けで美味しい。差額は出すから数センチに厚く切ったのを頂きたい。表層の油と、刻みネギの清涼感が非常にマッチしていた。 スープを飲み干すと器に『感謝』の文字が!最後まで熱々で頂けた。 今回約9年ぶりに伺ったが『こんなに美味しかったんだ!』というのが率直な感想。当時としては700円ってちょっと…って感じたが、今となってはそれほど驚く価格でもないし、立地を考えたらむしろ良心的なのかもしれない。店員さんの教育もしっかり行き届いていると感じた。 灯台下暗しであった。これからはちょくちょく利用させていただきます。 SA '13/05/31
土曜日
福吉 中華飯店 甲府市上石田2-39-13

定休日:月曜日

駐車場:店の右側に10台

タンメン
700円
場所の説明は要らないだろう。福吉自体ががランドマークと言えるから。 11:30の開店5分前に着。既に一人、店が開くのを待っていた。開店し中に入ると間もなく満席。客層は様々で、お昼休みのサラリーマンやご婦人方など。相変わらずの人気の高さ。実に十数年ぶりの訪問となったがその間に、店内は改築され真新しくなっていた。なんと入口に待ち客用のウェイティングルームも設けられていた。 カウンター、テーブル、小上がりで30席弱。ひょっとしたら奥に座敷があるかもしれないが未確認。店員は男性二人と女性一人の構成。再訪までの長い期間に代替わりしたのだろう。「福吉」のスタッフTシャツに気合を感じた。 スープは黄色〜アイボリーでやや濁。甘み、野菜の旨味が溢れ、優しい味で美味しい。 いわゆる塩ラーメンの延長ではなく、むしろ塩分は低い。そういう意味では健康的といえる。魚介系は感じなかった。 麺は平打ち麺で、幅4mm程あるだろうか。幅広で縮れ弱。たくさんの具材の下にある。 具は、豚バラ肉、玉ねぎ、ニンジン、モヤシ、ハクサイ、ニラ、キクラゲ、タンメンとしては一般的。炒めの工程は無いか、あってもサッとだけ。 満腹必至で大盛りにする必要はない。この日は念のため以下で述べる餃子を頼んだが腹がはち切れそうになった。 餃子は6粒で450円。焼き面はこんがりカリッと仕上がり具だくさんで美味しい。香り高いラー油でこれを頂く。興味深いラー油で、容器を見ると唐辛子以外のスパイスの沈澱が多いのに驚く。恐らく七味唐辛子を熱して作ったのではないだろうか。この自家製と思しきラー油をタンメンに入れて食べていた客も多かった。 この界隈にはラーメン屋が多いが一番勢いがあるといっていい。十数年の間、気になって何度か足を運んだのだが臨時休業やら何やらでフラれていたが、今回再訪できて良かった。キメの逸品が有る店は強いことを改めて思い知らされた。 SA '13/05/22
水曜日
中華ごはん
かんざし
甲府市上石田1-8-1

定休日:木曜日

駐車場:店の前と東側にある。合わせて24台

ラーメン
650円
甲府の中心からR52(いわゆるバス通り)を美術館方面に進み荒川橋を渡って200mほど行った右側にある。開店して一年半程になるが今回ようやく来店することが出来た。実は何回か試みたが混んでいて入れなかったのだ。 12時半頃入店。広い店内は、白い壁、明るい木目の家具でとてもオシャレな感じ。その為か、女性客が多いことが印象に残った。全貌は見渡せなかったがテーブルとカウンターで40席はあろうか。広いスペースにゆったり配置されている。厨房はホールから見える格好。時々『ブァー』と大きな炎が立ち上がる。非常に強力な火力で調理しているのが分かる。 席は7割は埋まっていた。 建物の構造的な効果だろうか?厨房から響き渡る調理の音と、客のざわめきですごい賑わい。これがそのままお店の活気に感じた。 初めてなので筆頭メニューのラーメンを注文。ファミレスで見る卓上送信機が設置されている。 深い器が印象的。 スープは琥珀色でやや濁。鰹節の味と香りが強く、確立した個性となっている。動物系の出汁の主張は抑えられ柔らかく優しくほんのり甘い醤油味。 麺は直縮れ極弱。加水率低めで硬茹で。かん水少なめだろうか麺の持つ風味が味わえる。ザク、プチッと適度な抵抗を持って切れる麺の食感も楽しい。 具は、チャーシュー、シナチク、ナルト、刻みネギ、ノリ。チャーシューはロースの部分で軽い味付けが施され肉の風味を味わえる。シナチクは独特の甘みがありそれ自体も美味しい。 同店はラーメン以外にも中華料理を幅広く、しかも比較的安価で提供している。そして量が多い!次回は他のメニューも試してみたい。 '14/01/04
土曜日
由(よし) 甲府市住吉5-19-9

定休日:月・火曜日

駐車場:店の前に4台。50m南側に6台置ける駐車場あり。

醤油ラーメン
750円
最近できたお店。R20下小河原立体を甲府駅方面に曲がり約170m走ると右側にある。 店員さんは2名。男女の…ご夫婦だろうか?厨房で調理している女性が店主で、ご主人と思しき男性がホールでサポートに回っている様子。13時頃入店。平日だったが客は6名ほど。 店内はテーブルの木目と壁紙の緑のネイチャーカラー、イージーリスニング(ジャズ)が流れていて良い雰囲気。 10人掛けの大きなテーブルとカウンターで合わせて20席弱。 初めてなので醤油ラーメンを注文。値段は750円といささか割高。ここだけデフレを脱却したかと思う価格設定だ。 器の底が深くなっていて特徴的。 麺は、中太縮れ弱。麺自体にほんのり甘味を感じた。モチっとした中にもコシがあり、噛み締めるとゴワッ、モフモフッとした食感。例えは悪いかもしれないがカップうどんのどん兵衛を時間まで待たずに食べた時の食感に似ている。僕は好きである。ちなみに自家製麺とのこと。 スープは琥珀色で透明度は低い。無化調ならではのフワッとした、当たりの優しい味。鰹節の風味をわずかに感じる程度で突出した出汁は無く醤油の適度な塩梅で丸く纏めている。食べ進めていくうちに甘みが出てきた。 具は、チャーシュー、シナチク、刻みネギ、糸唐辛子少々。 チャーシューは豚バラ肉。大きく厚く軟らかにほぐれる。これもまた肉自体の風味を楽しめる程の優しい味付けがなされている。 僕は大食いな方だが、不思議と一杯(普通盛り)でお腹いっぱいになった。恐らく咀嚼すればするほど味が出てくる麺を時間を掛け食べることと、特徴のある麺が胃の中で膨張することで程よく満腹考えられるのだろう。そう考えると、割高と思えるこの値段も妥当かも知れない。 定休日が月・火で、営業時間が、水〜金:11:00〜14:30 土・日:11:00〜14:30、17:00〜20:00なので注意。 '13/02/06
水曜日
らぁめん金龍 甲府市長松寺町1-14-101

定休日:木曜日

駐車場:店の前に2、3台。裏にも置けそう。

らぁめん
550円
久しぶりに足を運んでみた。飯田通り、東海大学付属高校の近く。集合店舗の一番左側。店内はカウンター10席小上り16席。明るく清潔。ご夫婦で営業。洒落た感じがあり女性一人でも利用でる。 14時近くに来店。ピークは過ぎていたようで客は僕以外女性が一名いた。 ラーメンはあっさり系の醤油味。明るい琥珀色でやや濁。動物系は鶏ガラ豚骨か、魚介系は煮干、昆布など感じられた。ふくよかな優しい味。玉ねぎ炊いたようなホコホコした甘味も感じた。様々な素材を上手く纏めている。 麺は中細で縮れ。チュルチュルシコシコした食感。スープに絡まり相性が良い。 具はチャーシュー、シナチク、ナルト、ノリ、刻みネギ。チャーシューは大きく軟らかい。スープを邪魔しないさり気ない味付け。 (※以下は2008年9月の感想なので現在と違うかもしれません。今回は食せず未確認でした。)生姜の風味がする餃子はありそうでなかった味で美味しかった。 また同店の「塩らあめん」は一本スジの通った塩味が特徴。出汁の旨みを引き立てる。“しそ”が小鉢で付属するがこれは好みで入れると良い。清涼感が増しなぜかゴハンが欲しくなる。途中で入れると2度楽しめる。“タンメン”も画一的になりがちなところだが塩の効果か非常に深みのある味に仕上がっている。こちらもお勧め。 同店は実力が高いと思うのだが、あまり話題に上らないのが不思議に思う。 SA '12/12/15
月曜日
一福 甲府市伊勢4-42-19

定休日:日・月曜日

駐車場:店の右側に4台

しなそば
600円
以前から入ってみたかったお店。住宅地の中にひっそりと佇み、知っていないと気が付かない。僕自身、何度もお店の前を通っていたがラーメン屋があることさえ気が付かなかった。実は今回2度目の来店で、1度目は「麺切れ」で入れなかった。 お店はカウンターのみ10席ほど。奥に細長い。13時半入店。ほぼ満席だった。普通はピークを過ぎ、一段落していてもおかしない時間だが人気の高さを伺わせる。おばちゃん2人で切り盛りしている。年季は入っているが明るく衛生的。 筆頭メニューのラーメンを注文したが『麺が切れた』とのこと。なので「しなそば」に変更。ラーメンとしなそばの違いは麺。ラーメンに使う麺はここでの人気メニュー「つけそば」にも使うので早々に切れてしまったらしい。 実際つけそばを注文している人がほとんど。メニューはラーメン、しなそば、つけそばに絞られ、餃子などのサイドメニューは無い。つけそばダブル、トリプルなどの表記は、やはりつけそばで有名な「さんぷく」を連想させる。 スープは琥珀色で透明度は高い。鶏ガラ中心か、野菜の甘味も微かに。非常にあっさりしていて正に『懐かしの味』と言う感じ。他に言葉が見つからない。優しく円やかで後味も清々しい。 麺は縮れ強。太さは中細。柔らかい茹で加減。麺がスープを口の中にたくさん引き連れて入ってくる。これを「ラーメン」の麺で食べるとまた感じが違うのだろう。 具は、チャーシュー、シナチク、刻み青ネギ、ノリ2枚。チャーシューは適度な弾力を残しながらとても軟らかく煮込まれている。味付けは薄い。 正直、ひと世代前の味。濃い味、こってり、爆食に馴染んだ若者には物足りないだろう。しかし、こうした素朴な味を支持する層は時代を問わず普遍的に存在する。そういう人達のためにも、これからも変わらずにあり続けて欲しい。次回は「ラーメン」を食べて麺の違いを体験してみたい。 '12/09/01
土曜日
長浜らーめん
六角堂
甲府市下石田2-22-18

定休日:なし

駐車場:12台

長浜らーめん
650円
鳴り物入りで登場した「大阪王将」の間近に元居酒屋を改装し最近開店した。岡島近くの六角亭と紛らわしいな。こちらは神奈川県相模原市に本店がある。その山梨店。3名の元気の良い店員さん。先に券売機で食券を買う。18時過ぎに入店。席は半分ほど埋まっていた。 店内はカウンターと小上がりで20席ほど。 スープは白に近い褐色で不透明。やや粘性がありクリーミー。コッテリしているが豚骨臭は抑えられている。こちら向けにチューニングされているのだろう。 味付けは薄く、豚骨や香味野菜を乳化するまで炊き出したコッテリ感がそのまま旨みとして感じられる。 麺は直細。8通りの硬さ(茹で加減)が選べる。僕は「ばりかた」を選んだ。予想以上に硬く、その細麺をまとめて口の中に頬張り噛みしめたときのザクザク感がなんとも楽しい。ちなみに「ばりかた」は8段階中4番目の硬さ。替え玉はさらに硬い「はりがね」を選んだが、もう本当に湯通しした程度。ザクザク食感が増すのは良いが僕は「ばりかた」までかな。替え玉は100円。これも券売機にて購入する。 具は、チャーシュー2枚、きくらげ、ノリ、青ネギ。チャーシューは軟らかく薄味に仕上げられている。なお、テーブルには、紅しょうが、摩り下ろしニンニク、辛子高菜、粒ニンニク&ニンニク搾り器が置いてあり、好みにアレンジできる。 僕は、一杯では満腹にならないので替え玉追加になってしまう。この際、硬さを替えてオーダーするのも面白い。 博多長浜ラーメンの様式たずさえ山梨に進出してきた。どうせなら獣臭も引き連れて欲しかったが…周囲は激戦区でもあるが今後の動向に注目したい。 '10/08/04
水曜日

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店 名 情 報 食べた品名 感 想 評価 訪問日
気がきかないみせ
ふう
甲府市酒折1-10-25

定休日:月曜と第二火曜日

駐車場:未確認
右側に駐車場があるが別なお店のらしい。車の場合は近くのガストかファミマへ。

昔ながらの中華そば
500円
正確には「氣がきかないみせ ふう」である。気が昔の字だ。酒折駅、R140を挟んで真向かいにある。前から行きたかったのだが同店は夜しかやっておらず今日までタイミングが合わなかった。18時過ぎに入店。近くに大学があるので普段は学生で賑わっているのだろう。まだ春休み中ということもあり客は僕だけだった。店内は変則的なカウンターと小上りで約20席ほど。程よく年季が入り落ち着いた雰囲気をかもし出している。本棚には漫画本がズラリと並んでいる。“氣のきく”ママさんがおしぼり、お水、お茶を出してくれる。とても丁寧で良い意味で看板に偽り有りだ。 ラーメンを注文。茶褐色だが透明度が高いスープ。鶏ガラが全面に来る。表面にキラキラ油が浮き美しい。あっさりとしているが芯のある醤油味だ。 麺は中細で縮れ弱。硬い茹で加減で僕好み。 具はチャーシュー2枚、シナチク、ナルト、刻みネギ。チャーシュー2枚はお得感。味もしっかり染み込み適度な弾力で美味しい。シナチクが甘いのが印象的。麺類以外に定食類が充実していて食堂といった感じ。僕が近所で学生をやっていたら間違いなく通ったであろう。ぜひまた足を運びたい。
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'09/04/01
水曜日
三角屋 暖(DAN) 山梨県甲府市城東4-13-31

定休日:木曜日

駐車場:12台

暖らーめん
650円
石和の有名店の分店。ただ屋号に“暖”が付加される。息子さんが始めたのだろうか、つい最近オープンした。店内は白と深い木目を基調とした小洒落た内装。明るいうちから競馬新聞を読みながらブドウ酒を煽るお客がいる本店とは全く対極のコンセプト。カウンターとテーブルで約20名収容。店員さんは男性二人と女性一人。いずれも若い。11時半入店。すでに満席状態。幸いカウンターに座れたがすぐ並びが出来た。まだオープン時の混雑の余波があるようだ。醤油ラーメンは本店で何度も食しているので、同店オリジナルの暖らーめんを注文。 スープは白濁し完全に不透明。やや黄色身掛かっている。鶏の出汁と昆布、煮干等の魚介類の出汁が調和している。まろやかで甘い。醤油は使わず塩で味を調えているようだ。 麺は太さ中で、縮れ弱。やや色白、コシがあり三角屋の麺とは明らかに異なる。自家製麺ぽいがどうだろうか? 具は、チャーシュー2枚、シナチク、ネギ(万能ネギ)、湯がいたキャベツ。チャーシューは鶏の胸肉を薄くスライスしたもの。もっと厚く切って欲しいな。終始気のせいか僅かに柑橘系の爽やかな酸味を感じた。本当に入っているのか『入れたら合うだろうな』という僕の願望が錯覚を起こしたか…最後まで分からなかった。 ちょっと量が少ないかな。男性は肉飯食べて丁度の腹加減だろう。本店の築き上げた実績に胡座をかくことなく時代に対応したメニューを加えてきた心意気は立派だと思う。しっかり、肉飯、ぶどう酒もある。甲府市に進出してきてくれて嬉しい。(どうせならもっと近所が良かった。)
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'08/12/07
日曜日
まるとく本店 甲府市後屋町735-1

定休日:不定休

駐車場:4、5台他店舗と共用

男の黒とんこつ
800円
この辺りはR20からの進入が解りにくく不得手だったが、サイクリングロードから新荒川橋を渡って行く手段を見つけ、案外簡単に来れることが解った。それはさておき…最近ちょっと話題になっているこのお店に興味があり行ってみる事にした。お昼の開店少し前に着いてしまったが、なんとそこに待ち客が居るではないか。二人ではあるが山梨のラーメン屋さんでは珍事である。お店の外にはデカデカとおすすめメニューの看板、そして人気メニューのランキングが貼り出されていた。待つこと数分で開店し中へと入る。店内はカウンター6席、テーブルは4人掛け×3卓。付け麺が人気のようだがちょっと名前に惹かれ「男の黒とんこつ」なるものを注文。 スープはクリーム色に濁った豚骨スープ。上に黒いマー油が掛かっている。なるほどこれが“黒”の意味か。味はかなりまろやかで豚骨の野趣は無い。スープの温度がぬるいのが気になった。 麺は中太〜太の間くらい。縮れ弱。黄色い色が印象的。芯の方でコシが強くややゴワッとした食感。太さとしては「とんとん」や「塩山館」の方が上。 具は、チャーシュー2枚、味付け茹で玉子半分、シナチク、キクラゲ、ニンニクチップ、ノリ、刻みネギ。揚げたニンニクチップが効果的でマー油と相まって食べ終わってからしばらくニンニク臭いゲップが出た。 確かに“男”っぽいトッピングだが、出来たら豚骨の野趣で男らしさを出して欲しかった。同店は既存の素材の組み合わせの中から何かを突出させそれを特徴としている。それがW背脂云々だったり、コシをウリにする強麺だったり、沢山の鰹節粉だったり…素材的には目新しくは無いが“度を越す”デフォルメすることでユーザーに解り易くアピールしている。この解り易さが人気の要因になっているのではないか。他店も大いに参考にできるとおもう。その他、ネーミングの妙、大きく目立つPOP、ポケこあとの連携、そうした販売促進的感覚に長けていると思う。ただ、あの職人気質の店主からこれらの手法が生まれることが想像できない。ひょっとしたら他にブレインが居るのではないだろうか(笑)。また屋号に“本店”とあるが、今日現在で支店は確認していない。将来支店を出す事を前提としてこのように名乗っているのかは定かではない。
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'08/03/30
日曜日

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